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体を癒したり、和らげたり、整えたり、とそれぞれの効果を導くやり方だと言えますが、操体法 の場合、それらの効果を自ら生み出す事を助ける為の施術だと感じました。 自分の身体を自ら癒し、和まし、整えるには、先ず、普段は無意識のうちにやり過ごしている 快、不快感覚を自覚しなければならず、その為には自分の身体とより深いコミュニケーション を取らなければなりません。施術中に「気持ちいい方向はどっちですか?」と問われる度に、自 分が自分の身体に聞いてみる事になります。そして濃い味より薄味の方が、味の微妙な違い を認識しやすくなるように、施術者の非常に繊細な手の感触が自分の身体に伝わるのを感じ る事で、自分の身体感覚が研ぎ澄まされていく感じがしました。 この様な感覚を導かせる為には、ただ身体に優しく触れているだけでいいはずがなく、施術を 受ける側の心身の状況に応じながら一体となる必要があるのではないかと思いました。 私は、自成道という武道をやっていますが、実は今回施術をして頂いた丹羽瀬先生も、かつて この武道をやっていた事があり、一緒によく稽古していた間柄です。その後、操体法に専念す る道を進まれた訳ですが、この様な技術を身に付けるのに、相当の修行と経験を積まれた事 は、実際に施術を受けてみて容易に想像出来ました。 今後、益々のご活躍をお祈りしております。 時津流自成道 東京道場師範 押領司 健 」
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